異業種スタッフだからできる改善!年間50万円以上の経費削減に成功した施策事例

おでかけ施設が抱える様々な課題に対して、施設さんが実際におこなった具体的な施策と成果について紹介させて頂く事例紹介。今回の事例は、「キウイフルーツカントリーJAPAN」さんの「電気・通信・ガス会社等の切り替えや見直しで年間50万円以上の経費削減に成功」した事例となります。今後の貴施設の施策検討の参考にされてみてはいかがでしょうか。

目次

施設:今回の事例を紹介してくれたおでかけ施設

状況:電気・ガス代・通信コストの圧迫

課題:対応を先送りにしていた

施策:電気・ガス会社・通信設備の切り替え

工夫:新たな視点をもらえる異業種経験者を積極的に採用

成果:年間50~60万円の経費削減に成功

今後:経験者からの新たな視点を活かしていく

【施設】今回の事例を紹介してくれたおでかけ施設

キウイフルーツカントリーJAPAN

キウイフルーツカントリーJAPANの様子

静岡県掛川市にあるキウイフルーツカントリーJAPANは、世界中から80種類ものキウイフルーツが集められ、一年中「食べ放題」が楽しめる観光農園です。バーベキューのほか、どんぐりのこみちや、冒険の森、ウォークラリー、自然のままで遊べるわんぱく体験や、ひつじやうさぎなどの動物たちとのふれあいなど、さまざまな体験を楽しむ事ができます。

【状況】電気・ガス代・通信費が経費を圧迫

Q:まず、今回の施策を実施されるまでの状況について教えてもらえますか?

農地の広さや設備にもよりますが、農園運営は電気・ガス代、日頃のネットワーク回線等の利用でかなりコストがかかります。当農園だと多い時は年間200万円を超えてしまう事もあり、経費の中でも多くの割合を占めていました。

【課題】対応を先送りにしていた

Q:その状況の中で、何を一番の課題として捉えたのでしょうか?

電気・ガス代・通信費はメディアなどで「会社や契約内容を変えると安くなる」ということを聞いてはいたのですが、実際の切り替えについては足踏みをしてしまっていました。会社を変える事によって、切り替え時に何かトラブルは起きないのか、何かあった時のサポートなどの対応はすぐとれるのかなど、色々と心配してしまって。課題とは少し違うかもしれませんが、検討や切替の対応を先送りにしてしまっていました。

【施策】電気・ガス会社・通信設備の切り替え

Q:今回、実施された施策内容について詳細を教えてください。

いくつかの会社から見積もりをとり、ベストだと思う会社を検討し、思い切ってコスト削減を進めました。(コスト事複数契約があるため全ての会社を変更したわけではなく、用途や利用状況によって変更していないものもあります)

【工夫】新たな視点をもらえる異業種経験者を積極的に採用

Q:この施策を実施するにあたり、工夫したことはありますか?

電気・ガス会社の切り替えを進めたのは、パートで入社した方が以前大手電気会社で勤めていて、アドバイスをしてくれたからなんです。

実はスタッフを採用する時は、前職がなるべく異業種だった方を採用するようにしています。同業種ばかりだと確かに業務や知識などは即戦力となりますが、考え方が保守的になりがちです。なので、新しい視点をもらえる異業種経験者を積極的に採用するようにしています。

【成果】年間50~60万円の経費削減に成功

Q:この施策を実施したことによる、具体的な成果について教えてください。

様々なコストを見直す事により、グングン目に見えて経費が削減されていきました。年間で50~60万円ほどコストが抑えられるようになりました。正直なところ、ここまで大きく削減できるとは思っていませんでした。アドバイスをもらいながら複数の会社に見積もりをもらって選定した結果、ベストな選択ができたと思います。

【今後】異業種経験者からの新たな視点を活かしていく

Q:今後考えられている展開や打ち手は何かありますか?

他にも元銀行員やスポーツインストラクター、ウェブデザイナーの方がいたりと前職は様々ですが、それぞれ運営に新たな視点を与えてくれています。短期スタッフは県外の異業種の方を住み込みで雇っているのですが、今後もこれは継続していき、長期のスタッフも異業種の方を積極的に採用していきたいと思っています。