ポイント
▶テーマパークが人気、公園・動物園・温泉など秋ならではの体験も
▶まとめ
朝晩涼しくなり、秋の行楽シーズンがやってきました。近年は季節外れの暑さや台風、寒暖差の激しさなど、秋の気候も不安定な傾向が見られます。こうした中、家族連れはどのように今年の秋のお出かけを楽しもうとしているのでしょうか。いこーよユーザーアンケートをもとに調査・分析しました。
まず、2025年秋のお出かけ予定を聞きました。
最も多かったのは「日帰りお出かけのみ」で、全体の40%を占めました。次いで「宿泊を伴うお出かけのみ」が29%、「日帰りと宿泊のどちらも予定している」が11%となっています。
合わせると、日帰りお出かけを予定している人は約半数、宿泊を伴うお出かけは約4割という結果になりました。
一方で、「どこにも出かける予定はない」と答えた人も20%でした。
出典:いこーよモニターアンケート2025年9月調査より
今年の秋に予定しているお出かけ先を聞いたところ、最も多かったのは「テーマパーク・遊園地」で44%。他のジャンルに差をつける結果となりました。ハロウィンなどの季節イベントも多く、家族で1日中楽しめるテーマパークの人気が高まっています。
次に多かったのは「公園・総合公園」で36%、続いて「動物園・サファリパーク」が22%でした。ようやく猛暑が落ち着き、秋らしい気候のなかで屋外スポットを楽しみたいと思う様子がうかがえます。
さらに、「温泉・スパ」(21%)や「博物館・科学館・美術館」(18%)、「果物狩り・収穫体験」(18%)といった施設・体験も人気を集めています。温泉・スパは涼しくなってきた秋にぴったりのリラックススポットとして注目されているほか、博物館や科学館は「文化の秋」にもぴったりな、天候に左右されずに楽しめる屋内施設として人気です。
また、果物狩りや収穫体験は、秋の味覚や収穫の秋を楽しめる季節ならではの体験として支持を集めていました。
出典:いこーよモニターアンケート2025年9月調査より
お出かけ先の傾向を、同じく気候のよい今年(2025年)のGWと比較しました。
GWでは「公園・総合公園」が59%と圧倒的人気で、「猛暑の夏が来る前に屋外を楽しもう」という気持ちが強く見られ、多くの家族が足を運びました。
一方、秋はまだ暑い日も多く、さらにハロウィンイベントや果物狩りなど秋ならではのスポットを楽しみたいという思いから、公園人気の割合がGWより低くなった一因になっていると考えられます。

出典:いこーよモニターアンケート2025年9月調査・2025年6月調査より
今年の秋に興味のあるお出かけのテーマを尋ねました。
トップは、「ハロウィンイベントを体験する」(51%)でした。ハロウィンは近年、家族で楽しむ行事としてすっかり定着し、秋の恒例イベントとなっています。
次に多かったのは「秋の味覚を味わう(果物狩り・収穫体験・グルメなど)」で43%。果物狩りや旬の味覚を楽しむ体験は、秋ならではの楽しみ方として多くの人に親しまれています。
また、「秋祭りや地域のイベントに参加する」も41%と高く、地域ならではの行事やお祭りを楽しみにしている人が多いことがわかります。
出典:いこーよモニターアンケート2025年9月調査より
今年の秋に興味のあるお出かけテーマでは「ハロウィンイベントを体験する」(51%)がトップでしたが、ハロウィン関連でお出かけの予定があるか聞いてみたところ、「特に予定はない」と答えた人が44%と多数でした。 関心が高い一方で、実際には身近な場所でハロウィンを楽しむという人が多いと考えられます。
実際に、ハロウィンのお出かけ予定で多かったのは「地域のハロウィン関連イベントに参加する」(30%)で、次いで「習い事や園などのハロウィンイベントに参加する」(23%)でした。商店街や自治体、園や習い事など、生活圏のなかでハロウィンを楽しもうとする姿が目立ちます。
つぎに、「テーマパークなどの施設のハロウィンイベントに参加する(19%)」が続きました。施設ならではの演出やイベントを楽しみにしている人も一定数見られます。

出典:いこーよモニターアンケート2025年9月調査より
近年、異常気象や気候変動が家族のお出かけにも影響を及ぼしています。そこで、秋のお出かけ計画において、気候変動に関連して心配していることを尋ねました。
最も多かったのは「天気予報をより細かくチェックするようになった」(44%)でした。秋になっても真夏のような暑さが続いたり、突然の大雨が発生したりと、天候が読みにくい日があるため、天気をこまめに確認し、状況に応じて予定を調整する家庭が増えていると考えられます。
「秋でも暑い日があるかもしれず、屋外のお出かけをためらう」(39%)という声も多く、屋外での行動には慎重になる家庭も見られました。さらに、「台風や線状降水帯の影響が心配で予定を立てづらい」(39%)という回答も目立ち、計画段階で気象リスクに頭を悩ませる家庭も少なくありません。

出典:いこーよモニターアンケート2025年9月調査より
昨年の秋と比べて、お出かけのスタイルや頻度、予算などに変化があったかを尋ねました。
最も多かったのは「お出かけ予算を減らす(21%)」で、物価高や燃料費の高騰などを背景に、レジャー費を抑える傾向が見られます。
次いで「遠方は避けて近場に出かける(20%)」が続きました。移動費や宿泊費などの負担、長時間移動の負担を抑えてお出かけするという動きも目立ちました。
さらに、「暑さを避けて比較的涼しい時間帯や場所に行く(19%)」、「混雑を避けて空いている平日や時間帯に出かける(16%)」が続いています。出発時間や日程、訪れる場所を調整して、暑さや混雑のストレスを減らす工夫が広がっています。

出典:いこーよモニターアンケート2025年9月調査より
今年の秋に「やりたい」「行きたい」と思っていることを自由回答で聞きました。ハロウィンイベント、自然体験、味覚狩り、文化体験など、秋のお出かけらしい内容が多く声が寄せられました。一部抜粋してご紹介します。
今年の秋のお出かけでは、日帰り派が多くを占め、テーマパークや紅葉・果物狩りといった季節感のあるスポットに人気が集まりました。今年のGWと比べても、テーマパーク人気の高まりが見られます。ハロウィンへの関心も高く、地域イベントなど身近な場所で楽しむ傾向が目立ちました。
気候変動への対応としては、天気をこまめにチェックしながら柔軟に予定を組む家庭が増えているほか、予算を抑えつつ、近場や時間帯を工夫して楽しむスタイルも広がっています。自由回答では、ハロウィンイベントや紅葉狩り、果物狩り、文化施設の利用など、秋らしい体験を計画する声が多く寄せられました。
気候や物価高など状況に向き合いながらも、家族で季節を楽しむ工夫がうかがえます。
■いこーよアンケート調査概要
調査方法/インターネットアンケート
調査地域/全国
調査対象/「いこーよ」会員
調査期間/2025年9月18日~9月24日
サンプル数/417サンプル
調査分析/いこーよ総研