ポイント
▶2025年の自由研究、低学年では「未定」が多数、高学年はすでに計画
▶「工作・ものづくり」が人気、取り組み方は「イベント参加」や「調べ学習」が主流
▶まとめ
夏休みの代表的な課題である「自由研究」。子どもの成長機会として期待される一方で、テーマ選びや進め方に悩む家庭も多いのではないでしょうか。今回は、自由研究への取り組み状況や保護者の関わり方、そして2025年の自由研究の予定などについてユーザーアンケートをもとに調査・分析しました。
まず、これまでにお子さんが自由研究に取り組んだことがあるかを尋ねました。
「取り組んだことがある(29%)」と回答した家庭は、全体の約3割でした。
一方で、「まだ自由研究をする年齢に達していない(52%)」「自由研究の課題が必須ではない学校だった(19%)」という回答も多く、自由研究はまだ未経験という家庭が多数となりました。

出典:いこーよモニターアンケート2025年7月調査より
年齢別に見ると、未就学児では未経験がほとんど。「6~8歳」での経験率は27%とやや低めとなりました。「9~12歳」では「経験がある」が60%、「13歳以上」では69%で、小学校高学年以上になると自由研究に取り組む子どもが多いことがわかります。
_R-3.jpg)
出典:いこーよモニターアンケート2025年7月調査より
自由研究のテーマはどのように決めるか尋ねたところ、「子ども自身が興味があることで決める(84%)」が圧倒的に多く、テーマは子どもが主体となって決めている様子がわかります。
そのほか、「YouTubeやSNSで見たものを参考にする(22%)」「図鑑などを参考にする(15%)」「科学館やイベントのテーマを活用する(15%)」と続きました。

出典:いこーよモニターアンケート2025年7月調査より
自由研究に取り組む際、保護者の関わり方についてはどうなのでしょうか。
最も多かったのは、「子どもが主体で、親はサポート程度(47%)」でした。次いで「親と子が一緒に進める(38%)」が続いています。
「子どもがすべて自分で進める(8%)」「親が主導で進める(6%)」という回答も見られましたが、子どもの主体性を尊重しながら、保護者が適度に関与するケースが多数でした。

出典:いこーよモニターアンケート2025年7月調査より
自由研究に対する子どもの姿勢について尋ねました。「積極的に楽しんで取り組んでいる(20%)」「どちらかといえば前向きに取り組んでいる(55%)」を合わせると、7割以上の保護者が子どもの自由研究に対する前向きな姿勢を感じていました。
一方で、「面倒そうにしている(22%)」「まったく意欲がない(3%)」といった消極的な声も見られ、すべての子どもが楽しんでいるとは限らない状況も見えてきました。

出典:いこーよモニターアンケート2025年7月調査より
今年の夏休みの自由研究の予定を聞きました。
「する予定がある」は24%。「する予定はない(49%)」、また「まだわからない(27%)」という声が多数でした。

出典:いこーよモニターアンケート2025年7月調査より
年齢別に見ると、子どもが小学校に入学するタイミングから自由研究への取り組みが本格化する様子がうかがえます。
「0~5歳」では、「する予定はない」が9割近くを占めました。「6~8歳」になると、「する予定がある」が約3割に増加。ただし「まだわからない」が約半数と最多で、計画の有無にばらつきが見られます。
これに対して「9~12歳」では、「する予定がある」が5割にのぼり、夏休み前から計画を立てている様子が見られました。
また、「13歳以上」でも3割以上の家庭が自由研究を予定しており、学校の課題や本人の関心に応じて、継続して取り組んでいる様子がうかがえます。

出典:いこーよモニターアンケート2025年7月調査より
2025年の自由研究のテーマとして人気だったのは、「工作・ものづくり(51%)」が最多でした。身近な素材を使って自由に表現できる工作は、子どもの興味を引きやすく、取り組みやすいテーマとして支持されているようです。
次いで「生き物の観察(30%)」「絵を描く・アート(27%)」「実験(19%)」「料理や手芸(19%)」と続いています。

出典:いこーよモニターアンケート2025年7月調査より
自由研究の取り組み方については、「自由研究になりそうなイベント・体験に参加する(52%)」が最多。次いで「本やインターネットで調べものをする(46%)」「身の回りのもので自由研究をする(42%)」が上位となりました。
自由研究をきっかけに体験や調べ学習を楽しむ家庭が多く、探究心を伸ばすきっかけとなっている様子が感じられます。また、「AIを活用する」といった新しい手段も少しずつ広がりつつあり、時代とともに自由研究のスタイルも多様化している様子も見られます。

出典:いこーよモニターアンケート2025年7月調査より
自由研究への取り組みは、小学生中学年以降から本格化する様子がわかりました。
テーマは「子ども自身の興味」で決めている家庭が圧倒的多数。保護者の関わり方は「子どもが主体となって保護者が適度なサポートをする」というケースが多数でした。また、約8割の子どもが前向きに取り組んでいるという姿勢も見られます。
また、今年の夏休みも小学校高学年を中心に計画が進んでいることがわかりました。人気のテーマは「工作・ものづくり」「観察」「アート」など。ワークショップやイベントでの体験や本やインターネットでの調べ学習を通じて、自由研究が子どもの好奇心や探究心を深める機会となっているようです。
【2025年自由研究調査②】では、保護者の考えや困りごとについて詳しく見ていきます。
<子どもの自由研究についての調査記事>
①子どもの8割が前向き!人気テーマと進め方を分析(この記事)
②自由研究、親の本音は?8割が意義を感じつつも「負担が大きい」の声も
■いこーよアンケート調査概要
調査方法/インターネットアンケート
調査地域/全国
調査対象/「いこーよ」会員
調査期間/2025年7月3日~7月10日
サンプル数/344サンプル
調査分析/いこーよ総研