いこーよにおける月別人気タグの傾向調査・分析

季節や気温・天候等によって、ユーザーがおでかけしたいと思う施設は大きく変わります。だからこそユーザーは「いこーよ」を活用し、それぞれのタイミングや目的によって、「いこーよ」に掲載されている多くのおでかけ施設の中から、自身のニーズに合った条件で絞り込みをおこない、より目的にマッチしたおでかけ施設を探します。

「いこーよ」では、そんな「絞り込み」に活用出来るツールのひとつとして「タグ」機能を用意しており、多くのユーザーに日々ご活用頂いています。そこで今回は、「いこーよ」における人気タグ、つまりユーザーが普段活用する事の多い「タグ」を調査し、月別の傾向について分析してみようと思います。今回紹介させて頂く人気タグの中に自施設にフィットするタグがあれば、是非積極的に活用されてみてはいかがでしょうか。

目次

いこーよタグとは?

いこーよタグの設定方法

いこーよタグによる効果

いこーよにおける月別人気タグと傾向

年間通して人気のタグ

4・5・6月の人気タグ

7・8・9月の人気タグ

10・11・12月の人気タグ

1・2・3月の人気タグ

いこーよにおける月別人気タグの傾向に関するまとめ

いこーよタグとは?

いこーよにおける「タグ」とは、いこーよに登録されているおでかけ施設やコンテンツを分かりやすく分類するためのラベルの役割を果たします。例えば「ペット同伴OK」が特徴の施設であれば、タグとして「ペット同伴OK」を設定しておく事で、ペットを連れておでかけしたいと思っているユーザーに見つけてもらいやすくなります。つまり、ユーザーが求めている(良く利用している)ワードを適切にタグ設定する事で、より多くのユーザーを自施設の情報ページへと誘引する事が可能になります。

いこーよタグの設定方法

既にいこーよに施設登録されているおでかけ施設であれば、自施設の管理画面から、「スポット管理」⇒「情報編集(スポット編集)」⇒「施設の特徴」⇒「タグ」で自由にタグを設定する事ができます。

管理画面のタグ欄

いこーよタグによる効果

前述の通り、適切なタグ設定は自施設の情報ページへのユーザー流入を促進し、集客面で大きな成果を発揮します。ユーザーは目的の施設を見つける為に、たくさんのおでかけ施設の中から様々なワードで情報を絞り込んでいきます。それは単純に「遊園地」や「水族館」等の施設ジャンル、「東京」「大阪」等の地域ワードだけでなく、「雨でも遊べる」や「ペット連れOK」などの条件系ワード、「お花見」や「涼しい」など季節によって変動するようなシーズナリティワードまで様々です。

つまり、時期やニーズにフィットしたワードで適切にタグ設定する事、いかにユーザーが今求めているワードでタグ設定出来ているかどうかで、流入効率は大きく変わるわけです。

いこーよにおける月別人気タグと傾向

それでは、ここからはいこーよタグの過去の利用実績データをもとに、ユーザーニーズにフィットするタグやタイミング・時期についての調査結果について紹介させて頂きます。

本来であれば直近1年間の最新データを元に分析するのが良いのでしょうが、昨年1年はコロナ影響によってユーザーのおでかけ意識や動向もイレギュラーな状況でした。そこで今回はコロナ前の通常時(2019年4月~2020年3月)のデータを元に調査をおこないました。

  • 調査対象期間:2019年4月~2020年3月
  • 調査ツール :Google Analytics
  • 調査データ :いこーよ内の各タグページの月間セッション数
  • 調査分析内容:タグページの閲覧数調査による月別のタグ利用傾向分析

年間通して人気のタグ

ユーザーが利用する「タグ」は季節や気候の影響を受けやすく、時期によって人気タグは大きく変動します。一方、年間を通して常に人気値の高いタグもあります。そのようなタグは、ユーザーが季節や時期に関係なく「常に欲している絞り込み条件」という事になりますので、施設側としては積極的におさえておくべき(タグ設定しておくべき)ワードと言えます。

それでは早速、いこーよにおいて年間を通して利用数の多いタグを見てみましょう。

年間通して人気の高いタグ
雨の日でもOK
雨の日おでかけ
雨でも遊べる
雨でも楽しめる
無料で遊べる
夜まで遊べる
1日中遊べるスポット
日帰り
動物とふれあう
ペット連れOK

「雨」に関するタグは常に人気が高いです。週末に予定していた屋外へのおでかけが、天候不良によって行先を変更せざるを得ない、そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか。そういった状況で新たにおでかけ先を探す際に、多くのユーザーが利用するタグが「雨」絡みのタグです。天候の影響を受けにくい屋内施設などは、特に設定しておきたいタグのひとつではないでしょうか。

その他にも「無料」のような料金系のタグや「夜まで」「1日中」などの時間系タグも、年間通して人気の高いタグとなっています。

なお、上記の「年間通して人気のタグ」については、月毎の傾向をより分かりやすくするため、これから紹介する月別の人気タグのデータからは排除しています。

4・5・6月の人気タグ

続いて、4月から6月のデータを月別で見てみましょう。なお、以下データは各月の人気タグ上位から、季節性の高いタグのみを抽出して人気順に並べたものになります。さらに前月データからの変化・推移も含めてデータを見ていきたいと思います。

4月
2019年4月前月順位前月からの動き
1GW(ゴールデンウィーク)-
2潮干狩り3
3バーベキュー9
4お花見2
5たけのこ掘り7
6いちご狩り10
7マテ貝 -
8春休み5
9夏休み -
10こどもの日無料

まずは4月。やはり注目すべきは「GW(ゴールデンウィーク)」タグでしょうか。前月までのランク外から一気に1位に上昇してきています。4月に入り、下旬から始まる「GW(ゴールデンウィーク)」期間のお出かけ先を探し始めるユーザーが一気に増加するためと考えられます。

「潮干狩り」も強いですね。前月3位から2位にランクアップ。さらに7位にランクインしてきた「マテ貝」も関連タグなので、時期的に特に熱いタグと言えます。「バーベキュー」も9位から3位に順位を上げています。寒さもやわらぎ、逆に暑くなってしまう前に楽しもうというユーザーが多くなる時期なのでしょう。

また、「春休み」タグが下落し「夏休み」タグがこの月からランクインしています。4月前半で春休みも終わり、そろそろ夏休みのおでかけ計画についてユーザーが動き始める時期のようです。

5月
2019年5月前月順位前月からの動き
1GW(ゴールデンウィーク)1
2潮干狩り2
3こどもの日無料10
4水遊び-
5釣り堀-
6夏休み9
7バーベキュー3
8川遊び-
9魚つかみ取り体験-
10マテ貝7

続いて5月。上位2つ「GW(ゴールデンウィーク)」「潮干狩り」は変わらず。大きく順位を上げているのが前月10位だった「子供の日無料」。毎年子供の日には各都道府県で無料企画をおこなう施設が多数あります。そこを狙ったユーザーの動向が顕著に表れていますね。逆にそういった企画をおこなっている施設さんは、積極的に活用すべきタグと言えるでしょう。

「水遊び」「川遊び」が急浮上している点も分かりやすい傾向のひとつ。そろそろ気温も上がってきて「水」系遊びのニーズが高まってきます。「夏休み」タグの上昇も含め、この時期から明らかに「夏」を意識した動向にシフトしています。

6月
2019年6月前月順位前月からの動き
1夏休み6
2プール-
3プール用おむつ可-
4いちご狩り-
5屋内プール-
6温水プール-
7川遊び8
8紫陽花-
9魚つかみ取り体験9
10水遊び4

お次は6月。世の中的には「梅雨」に入り雨が増えるシーズンですね。ちなみに上記データからは「年間通して人気のタグ」を排除しているため入っていませんが。、6月のデータにおいては、やはり「雨」系のタグは他の月に比べて上位の占有率が高めです。

そして、いよいよ「夏休み」タグが1位に躍り出ます。続くタグも「プール」「プール用おむつ可」「屋内プール」「温水プール」、さらに「川遊び」「水遊び」と、夏色が濃く表れてきています。

7・8・9月の人気タグ

続いて、7月から9月のデータを見てみましょう。シーズン的には「夏」。おでかけ市場においてはいわゆる繁忙期にあたる時期です。タグの方はどのような傾向が表れてくるのでしょうか。

7月
2019年7月前月順位前月からの動き
1夏休み1
2プール2
3屋内プール-
4川遊び7
5水遊び10
6温水プール6
7プール用おむつ可3
8涼しい-
9魚つかみ取り体験9
10バーベキュー-

7月は、先月から引き続き「夏休み」が1位。2位の「プール」も順位変動なく上位を維持しています。6月に少し下落していた「水遊び」も5位へと返り咲き、「川遊び」とともに上位に上昇。夏休み中、もしくは夏休みのおでかけ先での具体的なプランを立てるユーザーの増加が要因と考えられます。

また、「涼しい」タグが初めてランクインしてきました。屋内施設中心になるとは思いますが、意外とタグ設定を忘れがちなワードではないでしょうか。この時期のユーザーは「涼しい」施設を探しています。是非、忘れずにタグ付けしておきましょう。

8月
2019年8月前月順位前月からの動き
1プール2
2夏休み1
3川遊び4
4涼しい8
5屋内プール3
6水遊び5
7プール用おむつ可7
8温水プール6
9魚つかみ取り体験9
10ウォータースライダー-

8月です。夏休み本番ですね。7月のランクインタグ10個のうち9つが8月もランクインする結果に。さすがに後半は「夏休み」も終わりが近づいてきますので、「夏休み」タグの順位こそひとつ落ちていますが、7月と比べて大きな変化はないようです。

9月
2019年9月前月順位前月からの動き
1果物狩り-
2栗拾い-
3ぶどう狩り-
4プール1
5温水プール8
6川遊び3
7三連休-
8屋内プール5
9夏休み2
10芋掘り-

続いて9月。だいぶランクインタグも様変わりしています。9月になって一気に上位に上がってきたのが「果物狩り」「栗拾い」「ぶどう狩り」の3ワード。上位を独占しています。また、10位には「芋掘り」もいますね。ユーザーの気持ちが「夏」から「秋」へ移行しているのが顕著に表れています。

ただ、プール系のタグは引き続き強め。順位こそ多少落としていますが、まだまだ9月のプールニーズは高いようです。

そして7位の「3連休」。これは「敬老の日」や「秋分の日」を絡めた連休を意識してのワードでしょう。年によっては大型連休(シルバーウィーク)にもなる9月ならではのタグと言えます。

10・11・12月の人気タグ

お次は10月から12月のデータを見てみます。「秋」から「冬」にかけてのシーズン。市場的には閑散期に入ってくるこの時期、タグの方ではどのような傾向が表れるのでしょうか。

10月
2019年10月前月順位前月からの動き
1栗拾い2
2果物狩り1
3芋掘り10
4さつまいも掘り-
5みかん狩り -
6群馬県民の日 -
7 -
8キッズパークがあるスキー場 -
9どんぐり拾い -
10秋のお出かけ -

10月は「果物狩り」関連のタグが圧倒的に強いです。「栗拾い」「果物狩り」「芋掘り」「さつまいも堀り」「みかん狩り」がトップ5を占有。10位には「どんぐり拾い」も入っています。また、「秋」や「秋のお出かけ」といった、ストレートに「秋」関連のワードでお出かけ先を探すユーザーも明らかに増加しています。

6位の「群馬県民の日」は珍しく地域性の強いワード。他の都道府県にも県民の日はありますが、今回の調査でランクインしていたのはこの「群馬県民の日」のみ。どうしても地域で対象ユーザーが分散してしまい、全国のユーザーを対象にした今回のようなランキングには顔を出しにくいタグではありますが、基本的にこのような地域性の高い祝日はユーザーの注目度も高いです。そこに合わせて特別な企画やイベント等をおこなう施設さんであれば、タグ設定しておいて損はないでしょう。

また、ここにきて初めて「(キッズパークがある)スキー場」が8位にランクイン。少しずつ「冬」への意識の高まりが見えてきています。

11月
2019年11月前月順位前月からの動き
1紅葉-
2キッズパークがあるスキー場8
3冬休み-
4みかん狩り5
5スケート場-
6果物狩り2
7雪遊び-
8お正月-
97
10さつまいも掘り4

お次は11月。1位には行楽の秋の代名詞「紅葉」が出てきました。引き続き「果物狩り」関連の秋タグも強いですが、一方で「冬」系のタグもだんだん増えてきています。

前月は8位だった「(キッズパークがある)スキー場」が2位に浮上。そしていよいよ「冬休み」が3位に顔を出します。「スケート場」や「雪遊び」さらには「お正月」なんてタグも上位に出てきており、ユーザーは「秋」から「冬」へと意識が変化してきています。

12月
2019年12月前月順位前月からの動き
1お正月8
2冬休み3
3年末年始-
4キッズパークがあるスキー場2
5スケート場5
6雪遊び7
7イルミネーション-
8クリスマス-
9いちご狩り-
10-

そして12月。1位には前月8位だった「お正月」が急上昇。「冬休み」「年末年始」がその後に続き、ユーザーの意識も年末モードへ。

世の中的に12月のメインイベントとも言える「クリスマス」は8位止まり。前月でもトップ10には顔を出さず、メインの月でもこの順位なのは少し寂しい結果かもしれませんが、ファミリー属性の強い「いこーよ」内でのデータなので、「クリスマス=外へお出かけ」の意識は比較的薄い属性と言えるかもしれません。ただ、7位には「イルミネーション」もランクインしていますし、押さえておくべきワードである事には変わりないでしょう。

1・2・3月の人気タグ

さて、お次は1月から3月のデータです。今回の調査の最後のシーズンとなります。

1月
2020年1月前月順位前月からの動き
1お正月1
2キッズパークがあるスキー場4
3雪遊び6
4いちご狩り9
5スケート場5
6冬休み2
7雪そり遊び-
810
9貸切家族風呂-
10春休み-

1月。年が明けて最初の月です。トップは前月と変わらず「お正月」。そして「スキー場」「雪遊び」や「雪そり遊び」が上昇。4位の「いちご狩り」、5位の「スケート場」も含め、1月は分かりやすくウインターレジャーが強いですね。

そして10位に出てきたのが「春休み」。「冬休み」が終わったばかりですが、既にユーザーの意識は次の大型休みへと動き始めているようです。

2月
2020年2月前月順位前月からの動き
1いちご狩り4
2雪遊び3
3キッズパークがあるスキー場2
4スケート場5
5春休み10
6貸切家族風呂9
7牧場-
8雪そり遊び7
9梅の名所-
108

お次は2月。前月4位に浮上してきた「いちご狩り」がトップに。前月10位の「春休み」も5位とさらに上昇してきています。

前月9位だった「貸切家族風呂」も6位に。冬休みこそ終わっていますが、冬の家族旅行意欲が高まっている時期なのかもしれません。また、9位には「梅の名所」が初ランクイン。桜より一足先に咲く「梅」でのお花見ニーズの高まりが見て取れます。

3月
2020年3月前月順位前月からの動き
1いちご狩り1
2お花見-
3潮干狩り-
4ピクニック-
5春休み5
6菜の花-
7たけのこ掘り-
8桜お花見-
9バーベキュー-
10牧場7

月別の人気タグ分析もこれで最後。3月です。3月も変わらず「いちご狩り」がトップ。この時期のファミリー層の「いちご狩り」人気は不動のようです。

そしてやはり出てきました「お花見」。圏外から2位にランクインです。8位には「桜お花見」も。前月「梅の名所」がランクインしてましたが、このタイミングでの「お花見」はおそらく「桜」目当てでしょう。桜を見る事が出来る屋外施設は忘れずにタグ登録しておきましょう。

前月も5位だった「春休み」が、3月も結局5位止まりだったのは意外でした。やはり期間が短めのせいか、「夏」や「冬」に比べてお出かけ意欲をプッシュする効果は薄いのかもしれません。

いこーよにおける月別人気タグの傾向に関するまとめ

という事で、今回はいこーよにおける月別人気タグの傾向について、2019年4月から2020年3月までのデータをもとに調査してみました。毎年大きく傾向が変わるものでもないので、是非今回のデータを参考にして頂き、自施設のタグ設定に役立てて頂けますと幸いです。

また、いこーよやいこーよタグを活用されていない施設さんは、タグを活用する事によって、よりいこーよの活用価値を上げられるかもしれません。是非積極的にご活用頂ければと思います。