屋外アスレチック施設への来園意向・要望に関するユーザーアンケート

春や秋などの気候の良い時期、ファミリーに特に人気のおでかけ施設が、屋外で自然を感じながら遊ぶ事のできる「屋外アスレチック」ではないでしょうか。最近では小さな子どもだけでなく大人も楽しめるアスレチック施設も増え、親子で一緒に遊べる施設ジャンルのひとつとなっています。今回は、そんな「屋外アスレチック施設」への来園意向や改善要望について、いこーよ及びいこーよアプリを利用した、小学生以下のお子さんを持つ親326名を対象にアンケートを実施し、調査・分析してみました。

目次

屋外アスレチック施設への来訪経験

屋外アスレチック施設を選ぶ際に重視するポイント

屋外アスレチック施設へのおでかけ頻度

屋外アスレチックへのおでかけを決めるタイミング

屋外アスレチック施設での滞在時間

屋外アスレチック施設での許容できる入場料金

屋外アスレチック施設へのおでかけの最終決定者

屋外アスレチック施設スタッフへの不満・要望

屋外アスレチック施設への改善要望

屋外アスレチック施設におでかけしたことがない理由と今後について

屋外アスレチック施設の来園意向・改善要望のまとめ

屋外アスレチック施設への来訪経験

まず、そもそも家族で屋外アスレチック施設に訪れた事があるかどうかについて尋ねてみました。お子様の年齢によっても回答が変わってくるかと思いますので、今回は未就学児、小学生に分けて集計しています。(※未就学児、小学生、両方の子供がいる親(回答者)は集計対象から除外)

未就学児の屋外アスレチック施設の来訪経験

まずは、「未就学児」の子供を持つ親の回答から。なお、今回のアンケートでは、施設の規模や遊具の大小に関わらず「子どもが障害物を乗り越えながら楽しめる背丈以上の遊具がある」施設を「屋外アスレチック」の定義としています。

結果、未就学児であっても45%の家族が「(アスレチック施設に)遊びに行った事がある」と回答。半数近くの家族に来訪経験がある事を考えると、未就学児が遊べるエリアのある施設であれば、より積極的に未就学児(の親)向けにアピールしても良さそうです。

一方、小学生の子供(を持つ親)の場合、違いは出るのでしょうか。

小学生の屋外アスレチック施設の来訪経験

全体の78%の親子が「遊びに行った事がある」と回答。当然ですが、未就学児と比べると、来訪経験ありが大きく増加する結果となりました。子供が大きくなるとできる事も増えて楽しめる幅が広がるため、屋外アスレチック施設をおでかけ先として選ぶ親子も増えるようです。

屋外アスレチック施設を選ぶ際に重視するポイント

続いて、屋外アスレチック施設への来訪経験がある親子に、数ある同ジャンルの施設の中でこの施設に行こう、と決めるポイントについて尋ねてみました。

アスレチック施設を選ぶ際に重視するポイント

もっとも多かったのが「遊具の種類」で79.5%。そして「入場料金」65.5%、「家からの距離・立地」63.0%と続きます。「遊具の難易度」や「遊具の安全性」なども重視されているようで、どういった遊具があるのか(種類・難易度・安全性等)を事前に詳しく伝える事は、集客の上でかなり重要と言えそうです。

屋外アスレチック施設へのおでかけ頻度

次に屋外アスレチック施設への来訪頻度について。

屋外アスレチック施設へのおでかけ頻度

もっとも多かったのが「半年~1年に1回程度」で31%、次点で「数年に1回程度」で23%。逆に、月に1回以上来訪するという親子は16.5%と低い結果となりました。
以前紹介した「遊園地やテーマパークへのおでかけ頻度」と比べて多少あがるもののさほど変わらず、遊園地やテーマパークよりだいぶ身近な印象を持っていただけに意外な結果でした。

屋外アスレチックへのおでかけを決めるタイミング

続いて、屋外アスレチックへのおでかけを決めるタイミングについて。

屋外アスレチック施設へのおでかけを決めるタイミング

「数日前」がもっとも多く27%。「前日」や「1週間前」「2~3週間前」が約20%と続きます。結果的に「前日~1週間前」が全体の6割以上。どうやら、比較的直前に来訪を決めている家族が多いようです。屋外施設という事もあり、おでかけ予定日の天候が分かってから決めている親子が多いのかもしれません。

屋外アスレチック施設での滞在時間

続いて、屋外アスレチック施設での滞在時間について見ていきましょう。

屋外アスレチック施設での滞在時間

「2~3時間」が31.5%ともっとも多く、「3~4時間」が25.5%と続き、「2~4時間」が半数以上を占める結果となりました。比較的長時間滞在しているため、施設内で飲食や備品の貸し出しなどがあれば、ユーザーはより快適に、施設側はさらなる客単価アップを狙えるのではないでしょうか。

屋外アスレチック施設での許容できる入場料金

続いて、屋外アスレチック施設に対して、ユーザーが許容できる「入場料金」について、大人ひとりあたりの値段で尋ねてみました。

屋外アスレチック施設の許容できる入場料金について

もっとも多い回答が、大人ひとりあたり「501~1,000円」で43%。次点で「1,001~2,000円」が24.5%と続きます。

屋外アスレチック施設を選ぶ際の重視ポイントでも「入場料金」は2番目に多い結果となっており、大人の入場料金を「2,000円以内」に収められると、よりおでかけ先の候補として選ばられる可能性が高くなるかもしれません。

屋外アスレチック施設へのおでかけの最終決定者

では、家族で「屋外アスレチック施設へ行こう!」「〇〇施設に行こう!」と最終的に決めているのは誰なんでしょうか。「初めて訪れる場合」と「リピートする場合」に分けて尋ねてみました。

屋外アスレチック施設おでかけの最終決定者

初来訪の場合、半数以上が「ママ」であることに対し、リピートする場合は半数以上が「子ども」に変わります。これは以前紹介した「プール施設への来訪」や「水族館への来訪」の場合も同様の結果で、親子でおでかけする場合、多くが初来訪時には「ママの意向」がもっとも強く、リピート時には「子どもの意向」が最優先される傾向が強くなります。

アスレチック施設が新規のお客様を呼ぶ場合には、遊具の種類や難易度、安全性などをママ・パパ向けに打ち出し、来てくださったお客様(特に子ども)に「楽しかった・また行きたい」と印象付ける施策を打つ事が、もっとも効率的な集客に繋がりそうです。

屋外アスレチック施設スタッフへの不満・要望

続いて、屋外アスレチック施設に訪れたユーザーが、スタッフに対して感じた「不満」について尋ねてみました。不満を持っている親の数こそ少数ではあるものの、その中で「監視の甘さ」を指摘する声が多くあがりました。一部抜粋して紹介します。

  • 【監視の甘さ】
  • 危ないことをしてる子がいても注意したりしないで傍観してるだけだと心配になる
  • 危ない遊び方をしている子供がいても、スタッフが声掛け等をしてくれないと、我が子を遊ばせるのが怖いと感じます
  • 順番を守らない人に注意をしてくれない
  • 施設監視員がある程度必要だと思います

屋外アスレチック施設への改善要望

次に、屋外アスレチック施設に対しての改善要望について尋ねてみました。特に多かったのが「トイレの衛生面」「監視の強化」「遊具の点検・整備」の3点でした。こちらも一部抜粋して紹介します。

  • 【トイレの衛生面】
  • トイレが汚ないイメージがあり。屋外にあるので清掃をこまめに行ってほしい
  • トイレの衛生面だけはしっかりと確保して欲しいと思っています。大人なら多少我慢出来るものですが、子どもにとってのトイレは(和式は慣れていないなど)虫や汚れなどの不衛生は恐怖感すら与えてしまうようです
  • トイレをきれいにしてほしい
  • トイレが汚いところが多い
  • 【監視の強化】
  • アスレチックの中で違反行為をする子供や大人をちゃんと見張っててほしい
  • 危ない事をしてる子がいたらちゃんと注意してほしい
  • 危ない遊び方をしている子がいないかもチェックしてほしい
  • 入場者のマナーを守らせてほしい
  • 【遊具の点検・整備】
  • 遊具が壊れてる所があったので、もっと修繕してほしい
  • 木がくさってるとこは直してほしい
  • 遊具の老朽化があるときはすぐに直して欲しい
  • 施設メンテナンスが不十分でささくれ立った木材や錆び付いた金属部分が目に入ると不安を感じることがあります

一度不満や不安を抱いてしまうと、「また行きたい」という思いに繋がりにくくなります。来訪頻度を増やし何度も遊びに来てもらう為にも、上記の点が貴施設に当てはまっていないか、今一度ご確認いただくと良いかもしれません。

屋外アスレチック施設におでかけしたことがない理由と今後について

続いて、屋外アスレチック施設におでかけした事のない親子に、その理由を尋ねてみました。

屋外アスレチック施設におでかけしたことがない理由

もっとも多かったのが「子供が小さくてまだ楽しめないから」が75.4%と7割以上を占める結果に。同時に、今後遊びにいきたいと思うか?について尋ねてみると

今後おでかけしたいと思うか

96.8%もの親が「今後、遊びにいきたいと思っている」と回答。つまり、子供が大きくなり、アスレチックを十分に楽しめるようになれば、自然と問題は解消すると言えます。

屋外アスレチック施設の来園意向・改善要望のまとめ

今回は「屋外アスレチック施設」に限定したアンケート結果を紹介しました。以下、結果をまとめます。

  • 未就学児の親子の場合、屋外アスレチック施設への来訪経験があるのは45%
  • 小学生の親子の場合、屋外アスレチック施設への来訪経験があるのは78%
  • 屋外アスレチック施設を選ぶ重視ポイントは「遊具の種類」が79.5%。次点で「入場料金」65.5%。「遊具の難易度」や「遊具の安全性」も重要視
  • 屋外アスレチック施設へのおでかけ頻度は「半年~1年に1回程度」が31%、「数年に1回程度」で23%とあまり高くない結果に
  • 屋外アスレチック施設での滞在時間は「2~4時間」が57%と半数以上
  • 屋外アスレチック施設の適正な入場料金は「501~1,000円」が43%、「1,001~2,000円」が24.5%と回答
  • 屋外アスレチック施設へのおでかけの最終決定者は初めての場合「ママ」、リピートする場合「子ども」
  • 屋外アスレチック施設のスタッフへの不満は「監視の甘さ」に集中
  • 屋外アスレチック施設への要望は「トイレの衛生面」「監視の強化」「遊具の点検・整備」
  • 屋外アスレチック施設へ遊びにいったことがない理由は「子供が小さくてまだ楽しめないから」が大半。96.8%の親が「今後、遊びにいきたい」と回答

ひとつのアンケート結果からの分析ですので、あくまで参考程度ではありますが、貴施設の今後の集客や満足度、顧客単価対策・施策に少しでも役立てて頂ければ幸いです。

調査方法/インターネットアンケート

調査地域/特に地域の限定はなし

調査対象/いこーよおよびいこーよアプリを利用した小学生以下の子供を持つユーザー326名

調査日程/2021年11月1日~11月7日