子どもの学習習慣は何歳から? 7割が入学前!0歳スタートも【調査レポート①】

子どもの将来を考える中で、「学習習慣をどう身につけるか」は多くの保護者が悩むテーマの一つです。そこで今回は、いこーよモニターアンケートをもとに、子どもの学習習慣の有無や、始めた年齢、きっかけ、家庭での取り組み方について、調査・分析しました。

ポイント

就学前から始める家庭が7割、0歳スタートも目立つ

きっかけは「子どもの興味」と「就学意識」

まずは文字から、方法は「読み聞かせ」がトップ

乳幼児期は「読み聞かせ」、小学生は「宿題」から

まとめ

就学前から始める家庭が7割、0歳スタートも目立つ

まず、子どもの学習習慣の有無について聞いたところ、「定期的に行っている」という家庭は65%でした。
※学習には「絵本の読み聞かせ」や「知育玩具」などの遊びながら行えるものや、「タブレット学習」「そろばんや公文の宿題」など勉強系のものもすべて含みます。

では、子どもの学習習慣が身についた年齢はいつ頃なのでしょうか。

最も多かったのは「小学1年生」で19%。小学校入学に伴い、生活リズムや環境が大きく変わるこの時期は、「机に向かう」といった行動が生活の一部となりやすく、学習習慣が定着しやすいタイミングだと考えられます。

次に多かったのが「0歳(17%)」という結果です。前述のとおり、「学習」の中に絵本や知育玩具などを含めて聞いているため、0歳児からという回答も多く見られました。読み聞かせや語りかけといった、日常の関わりを通して早い段階から学びに触れさせている家庭が多い様子がうかがえます。

さらに、「5歳(年長さん)」が16%と続きました。年長期は、小学校入学を意識し始め、「今のうちに学ぶ姿勢を整えておきたい」と考える保護者が増える時期でもあります。

その後は、3歳(年少)13%、4歳(年中)13%と続き、小学校入学前に学習習慣がついた家庭は合計71%にのぼりました。

出典:いこーよモニターアンケート2026年1月調査より

きっかけは「子どもの興味」と「就学意識」

では、保護者はどんなタイミングで「学習習慣が必要」と感じるようになったのでしょうか。

最も多かったのは、「文字や数字に興味を持ち始めた(37%)」でした。子ども自身の「知りたい」という興味関心の芽生えをきっかけに、学習習慣を意識し始めた家庭が多数です。

次いで、「小学校入学前に、今のうちに習慣化したいと思った(33%)」が続きました。就学を見据え、早めに学ぶ姿勢を整えておきたいという保護者の意識がうかがえます。

また、「教育情報などから学習習慣の重要性を感じるようになった(22%)」が多く、外からの情報に影響されて学習習慣について意識し始めたという家庭が多く見られます。その他、「家での過ごし方(動画・ゲーム時間など)が気になり始めた(21%)」という回答も目立ちました。SNSやメディアでの情報、家庭内での生活リズムへの意識も、学習習慣を考えるきっかけになっているようです。

一方で、「学校の宿題で必然的にやるようになった(15%)」、「宿題を自分からやらず、声かけが必要だと感じた(10%)」など、小学校入学後の実体験で必要性を感じたケースも見られました。

出典:いこーよモニターアンケート2026年1月調査より

まずは文字から、方法は「読み聞かせ」がトップ

家庭で最初に取り組んだ学習内容はどのようなものだったかを聞きました。

「ひらがな・カタカナの読み書き」が69%で最多。次いで「数字・計算の練習、図形の学習(42%)」、「英語・英会話(22%)」と続きました。「理科・社会に関する学び(図鑑、観察、地図など)」も13%で、読み書きや計算以外の学びを最初に取り入れたという家庭も見られました。

出典:いこーよモニターアンケート2026年1月調査より

では、具体的にどのような方法で学習を始めたのでしょうか。

最も多かったのは「絵本の読み聞かせ・音読(69%)」でした。親子で一緒に言葉にふれる時間が、学習習慣の入り口になっている家庭が多いようです。

次いで、「家庭で用意したドリル・ワークブック(39%)」、「知育玩具(33%)」と続き、自宅で手軽に取り入れられる方法が選ばれています。

そして、「紙教材の通信教育(ポピー、Z会など)」と「タブレット教材の通信教育(スマイルゼミなど)」がいずれも17%で続きました。紙派とデジタル派はほぼ同じ割合という結果になっています。

また、「スマホ・タブレットの学習アプリ(15%)」が「習い事の宿題(13%)」を上回ったことも注目されます。無料や低価格で試せるアプリも多く、「まずはアプリから学習を始めてみる」という家庭も増えていると考えられます。

出典:いこーよモニターアンケート2026年1月調査より

乳幼児期は「読み聞かせ」、小学生は「宿題」から

学習習慣がついた年齢別に、最初に取り組んだ学習方法はどのようなものだったか見ていきましょう。
0〜2歳から始めた家庭では、「絵本の読み聞かせ・音読」や「知育玩具」など、親子のふれあいの中で学びを取り入れられる方法が多く選ばれています。

「家庭で用意したドリル・ワークブック」は3〜5歳からの利用が増加しました。就学を意識し始める時期に、遊び中心の学びから「机に向かう学び」へと移行していく様子がうかがえます。通信教育も、この時期から始める家庭が増えています。

小学校入学後に学習習慣がついた家庭では、「学校の宿題」がきっかけになるケースが多数でした。毎日の宿題を通して、学習時間が生活の一部として定着していったと考えられます。

出典:いこーよモニターアンケート2026年1月調査より

まとめ

今回の調査では、学習習慣がついていると回答した家庭のうち、71%が小学校入学前に習慣がついたと回答しました。最も多かったのは小学1年生ですが、次いで0歳も多く、早い段階から学びを生活の中に取り入れている家庭も少なくありませんでした。

学習習慣が必要だと感じたきっかけとしては、子どもが文字や数字に興味を持ち始めたタイミングが最多でした。子どもの興味関心を起点に学習を始める家庭が多いことがわかります。また、「小学校入学前に習慣化しておきたい」といった、就学を見据えた意識も多く見られました。一方で、教育情報などに触れるうちに学習習慣について意識し始めた家庭も多く、そのような情報が与える影響の大きさについて考えさせられます。

学習習慣が身についた年齢ごとに最初の学習方法を見ると、0〜2歳では読み聞かせや知育玩具など親子のふれあいを通じた学びが中心。3〜5歳ではドリルや通信教育など「机に向かう学び」が増えています。さらに、小学校入学後に習慣がついた家庭では、学校の宿題が最初のきっかけになるケースが多く見られました。

次の記事では、学習習慣を続けるための工夫や教材選びのポイント、保護者が感じている悩みや不安について紹介します。
子どもの学習習慣、どう続ける?工夫や悩みを調査【調査レポート②】

■いこーよアンケート調査概要

調査方法/インターネットアンケート

調査地域/全国

調査対象/「いこーよ」会員

調査期間/2026年1月15日~1月21日

サンプル数/541サンプル

調査分析/いこーよ総研