ポイント
▶誰とオンラインゲームをしているか把握できていない親が4人に1人、把握状況は年齢別で差も
▶まとめ
子どもたちにとってスマホやタブレット、ゲーム機、PCなどでのゲームが身近な存在となる中、利用の低年齢化やゲームに関するトラブルもよく耳にするようになりました。そこで今回は、子どものゲーム利用について、ユーザーアンケートをもとに調査・分析。【子どものゲーム利用調査②】では、オンラインゲームの利用について詳しく見ていきます。
※①「子どものゲーム利用「ほぼ毎日」が過半数! 始めるのは何歳から?」はこちら
ゲームの楽しみ方が多様化するなか、他者とつながって遊ぶ「オンラインゲーム」を利用する子どもも増えています。ゲームをしている子どもにオンラインでの利用について尋ねたところ、33%がオンラインゲームをしていることがわかりました。
出典:いこーよモニターアンケート2025年5月調査より
年齢別に見ると、0~5歳では9%と少数派ですが、6~8歳で27%、9~12歳で40%と年齢が上がるにつれて増加。13歳以上では62%と6割を超えており、中高生世代ではオンラインゲームが広く普及しています。
出典:いこーよモニターアンケート2025年5月調査より
オンラインゲームを利用している子どもの保護者は、子どもが誰とゲームをしているかを把握しているのでしょうか。
「だいたい把握している」が最多で48%、「すべて把握している」が27%でした。一方、「ほとんど把握していない」も25%あり、約4人に1人の保護者は子どもの交流相手を把握できていない状況です。
出典:いこーよモニターアンケート2025年5月調査より
この設問の各年齢別の回答数が少ないため参考値ですが、年齢別で把握状況を見ると、「すべて把握している」割合は年齢が上がるにつれて減少しています。一方で、「ほとんど把握していない」は13歳以上で35%にのぼり、子どもが部屋にこもるなど、親の目が届きにくくなる状況が背景にあると考えられます。
出典:いこーよモニターアンケート2025年5月調査より
それでは実際に、子どもたちは誰とオンラインゲームをしているのかを聞きました。
最も多かったのは、「保護者が認識している学校や習い事の友達」で53%でした。次いで「家族・親戚」(39%)が続き、身近な人との交流が中心となっている家庭が多数です。
一方で、「オンライン上で知り合った友達」が32%にのぼり、およそ3人に1人がネット上でできたつながりを持っている点も注目されます。現実の友達に加えて、ネット上での人間関係も、子どもたちにとって身近な存在になりつつある様子がうかがえます。
出典:いこーよモニターアンケート2025年5月調査より
子どものオンラインゲーム利用は、中学生以上で6割を超えていることがわかりました。小学生高学年でも4割が利用しており、オンラインゲームは年齢を問わず広がっている様子がうかがえます。
また、約4人に1人の保護者が「子どもがオンラインゲームで誰と遊んでいるか、ほとんど把握していない」と回答しており、年齢が上がるにつれてその傾向が高まる様子も見られました。実際、子どもたちの3割が「オンライン上で知り合った友達」と遊んでいると答えており、ネット上だけのつながりも、いまや当たり前になりつつあることが見えてきます。
次の【子どものゲーム利用調査③】では、こうした実態をふまえ、保護者が感じる不安や家庭でのルールづくりについて詳しく見ていきます。
<子どものゲーム利用についての調査記事>
①「子どものゲーム利用「ほぼ毎日」が過半数! 始めるのは何歳から?」
②「ネットだけの友達とゲームする子どもが約3割…親の把握状況に差も」(この記事)
③「子どものゲーム利用に保護者の不安は尽きず…視力・依存・課金にどう対策する?」
■いこーよアンケート調査概要
調査方法/インターネットアンケート
調査地域/全国
調査対象/「いこーよ」会員
調査期間/2025年5月15日~5月21日
サンプル数/400サンプル
調査分析/いこーよ総研