ポイント
▶お出かけで学校・園を休むことへの考え 76%が賛成派 3年間で定着の傾向
▶賛成の背景には「家族と過ごす今しかない時間」や「体験への価値」
▶「反対」の理由は? "なるべく休ませたくない"と考える保護者の声
▶まとめ
お出かけや旅行のために子どもを学校・園を休ませることへの関心が高まっています。いこーよモニターアンケートをもとに、GWのお出かけに向けた平日休みの実態と、保護者の考えについて調査・分析しました。
▶お出かけで学校・園を休むことへの考え 76%が賛成派 3年間で定着の傾向
▶賛成の背景には「家族と過ごす今しかない時間」や「体験への価値」
▶「反対」の理由は? "なるべく休ませたくない"と考える保護者の声
▶まとめ
子どもの学校や園を平日に休ませてお出かけする家庭が増えています。混雑を避けられる、費用が抑えられるなど、平日お出かけのメリットを意識する保護者も多いようです。
まず、GWのお出かけを予定している家庭に、GW期間の平日に学校・園を休む予定があるかを尋ねました。「ある」が13%、「検討している」が24%で、合わせると約4割の家庭がGWの平日お出かけを視野に入れていることがわかりました。

出典:いこーよモニターアンケート2026年3月調査より
お出かけや旅行のために子どもが幼稚園・保育園や学校を休むことについて、考えを尋ねました。
「賛成」が36%、「どちらかというと賛成」が40%で、賛成派が合計76%にのぼりました。一方、「どちらかというと反対」は19%、「反対」は5%にとどまっています。お出かけを目的とした学校・園の欠席について、多くの保護者が柔軟な姿勢を持っていることがわかります。

出典:いこーよモニターアンケート2026年3月調査より
過去の調査と比較すると、賛成派の割合は2023年7月調査の69%から2025年3月調査では81%へと上昇。2026年3月調査では76%とやや低下したものの、2023年比では高い水準を維持しています。
平日に子どもを休ませてお出かけする「ラーケーション」的な取り組みが広がる中、こうした意識の変化が保護者の間に定着しつつあることがうかがえます。

出典:いこーよユーザーアンケート2023年7月より/いこーよモニターアンケート2025年3月・2026年3月調査より
では、実際に休む予定がある家庭とない家庭とで、考えに差はあるのでしょうか。
GWの平日に休む予定がある層では、賛成派の回答が100%となりました。検討中の層でも「賛成(44%)」「どちらかというと賛成(44%)」と、合計約9割が賛成派です。
また、平日に休む予定がない層でも、「賛成」が28%、「どちらかというと賛成」が40%で、合わせて7割近くが賛成派でした。実際には休ませない家庭でも、お出かけのために休むことには否定的ではない様子がうかがえます。

出典:いこーよモニターアンケート2026年3月調査より
「賛成」「どちらかというと賛成」と答えた保護者にその理由を尋ねました。平日の方が空いているという実利的な理由のほか、子どもとの時間を大切にしたいという思い、体験への価値観など、多様な声が寄せられました。一部抜粋してご紹介します。
出典:いこーよモニターアンケート2026年3月調査より
一方で、「反対」または「どちらかというと反対」と答えた保護者の声も見てみましょう。学習への遅れを心配する声や、学校を優先すべきという考え方が見られました。一部抜粋してご紹介します。
出典:いこーよモニターアンケート2026年3月調査より
なお、反対派の中にも「幼稚園・保育園はいいが小学校からは反対」という声が多く、完全反対というより学校段階によって判断が変わるという保護者が多い印象です。
お出かけで子どもを休ませることへの考えは、76%が賛成でした。2023年と比べて賛成派が増え、平日休むことへの意識が保護者の間に定着しつつあるようです。賛成派の声としては、「平日の方が空いていて子どもも楽しめる」という実利的な理由のほか、「子どもとの時間を大切にしたい」「お出かけでの体験価値」を重視する声が寄せられました。
一方で休むことで学習への影響を心配する声も見られます。
平日に学校・園を休んでお出かけすることへの考えは、家庭によってさまざまです。混雑を避けたい、家族の時間を大切にしたい、子どもに体験をさせてあげたいなど、それぞれの思いや事情がある中で、保護者と子どもたちが自分たちなりの選択を受け入れられる社会であってほしいと感じます。
■いこーよアンケート調査概要
調査方法/インターネットアンケート
調査地域/全国
調査対象/いこーよ会員
調査期間/2026年3月12日〜3月18日
サンプル数/499サンプル
調査分析/いこーよ総研