Instagramのインサイト機能活用でフォロワー数・来場者数が増加した施策事例

おでかけ施設が抱える様々な課題に対して、施設さんが実際におこなった具体的な施策と成果について紹介させて頂く事例紹介。今回の事例は、「ドローン屋内練習場フライハイト」さんの「Instagramのインサイト機能活用でフォロワー数・来場者数が増加」した事例となります。今後の貴施設の施策検討の参考にされてみてはいかがでしょうか。

目次

施設:今回の事例を紹介してくれたおでかけ施設

状況:2021年6月に施設オープン。インスタアカウントを開設

課題:フォロワー数や「いいね」の数を増やしたい

施策:Instagramのインサイト機能を活用

工夫:他アカウントとも積極的に関りを持つ

成果:2021年12月以降、フォロワー数が急増

今後:成功手法に固執せず、模索し続ける

【施設】今回の事例を紹介してくれたおでかけ施設

ドローン屋内練習場フライハイト

ドローン屋内練習場フライハイト室内イメージ

株式会社FREIHEITが運営する、ドローン屋内練習場。トイドローンのレンタルもあり、親子でトイドローンの練習や、ドローンに限らず屋内でのびのび遊びたい親子向けのレンタルスペースです。

練習場運営のほか、ドローンビジネス検定の資格取得を目指す国土交通省認定のドローンスクールの運営や子ども向けのプログラミング教室、イベント開催など、様々なビジネスを展開しています。

【状況】2021年6月に施設オープン。インスタアカウントを開設

Q:まず、今回の施策を実施されるまでの状況について教えてもらえますか?

当施設は2021年6月にオープンしました。それと同時期にInstagramのアカウントを開設し、ビジネスアカウントに切り替えて運用していきました。

オープン直後なので認知度も低く、Instagramのフォロワー数も0からのスタートでしたので、試行錯誤しながら利用者様の様子やイベントの告知等を投稿していました。

【課題】フォロワー数や「いいね」の数を増やしたい

Q:その状況の中で、何を一番の課題として捉えたのでしょうか?

前述のとおり、0からのスタートだったので認知拡大のためにもフォロワー数や「いいね」の数を増やしていきたいと思っていました。

【施策】Instagramのインサイト機能を活用

Q:今回、実施された施策内容について詳細を教えてください。

アカウントを開設してから毎日投稿する、というのを実践していきました。施設の利用者様の様子や、ドローンから撮影したもの、子どもを映したもの、大人を映したもの、親子を映したものなど、様々な角度から撮影したものを投稿し、データを蓄積していきました。

そしてInstagramのインサイト機能※①を活用し、「いいね」をたくさん獲得できた投稿や、フォロワー数増加のきっかけとなった投稿などをチェックし、傾向を分析してそれを踏まえた投稿を重ねていく、という施策を実施しました。

※①Instagramのインサイト機能…Instagramが公式に無料で提供している分析ツール。投稿のリーチ数やプロフィールへのアクセス数だけでなく、フォロワーの性別や年齢層、所在地なども確認が可能。

【工夫】他アカウントとも積極的に関りを持つ

Q:この施策を実施するにあたり、工夫したことはありますか?

傾向を分析してその結果を踏まえた投稿をしていく、という点のほかに、他アカウントとの接触も積極的にしていきました。コメントが入ったらそのコメントに対して返信したり、同じようなイベントを実施されている事業者様へ「いいね」や投稿にコメントを入れたりと、繋がりを持てるようにしていきました。

【成果】2021年12月以降、フォロワー数が急増

Q:この施策を実施したことによる、具体的な成果について教えてください。

半年ほど経ち、Instagram内のデータが貯まってインサイト機能の分析の精度が上がってきた頃から、フォロワー数・「いいね」の数が急増していきました。それに伴い来場者数も安定し、1月・2月はオミクロン株の感染拡大でまん延防止措置等もあったのですが、それによる大きな影響も出ませんでした。

また、当社ではドローンビジネス検定の資格取得のためのスクール運営もおこなっているのですが、そちらの申込も同じ頃から一気に増えました。リモートワークで働かれている方が資格取得に向けてお申込みいただくことが多かったのですが、これもInstagramでの投稿からターゲットにリーチできた事による成果と感じています。

【今後】成功手法に固執せず、模索し続ける

Q:今後考えられている展開や打ち手は何かありますか?

Instagramは特にトレンドが移り変わりやすいものだと思いますので、現状の投稿方法に固執することなく、引き続きインサイト機能を活用し、それぞれの時代に合った方法を模索していきたいと思っています。