もうすぐバレンタイン。子どもも大人もドキドキワクワクする季節行事です。そこで今回は、子どもがバレンタインにチョコやお菓子のプレゼント交換をしているか、手作りしているのかなどについて、ユーザーアンケートをもとに調査・分析しました。
ポイント
▶小学生以下は家族にあげる子が圧倒的多数、中学生では「友チョコ文化」が急増
▶チョコやお菓子をもらった割合は幼児期後半から半数超え、中学生では80%以上に
▶子どもとのバレンタイン、楽しい思い出や成長を感じたというエピソードも
▶まとめ
昨年のバレンタインにプレゼントをあげた子どもは約半数
まず、子どもが昨年のバレンタインにチョコやお菓子などを誰かにあげたかを尋ねました。
「あげた」が50%で「あげなかった」が47%、「わからない」が3%で、約半数の子どもが昨年(2024年)のバレンタインに、お菓子やチョコをあげたという結果でした。
出典:いこーよ2025年1月ユーザーアンケートより
年齢があがるにつれ、バレンタインへの関わりが深まる
年齢別に見てみましょう。
「0~2歳」では、「あげた」が18%と少数でした。まだ子どもが幼く、「バレンタイン」という文化にまだなじみがないことや、食べられるお菓子などが限られることなどが背景にあると考えられます。
そして、「3~5歳」になるとあげる割合が大幅に増え、49%となっています。それは、幼児後期になると、お菓子など食べられるものが増えてくる他、お友達との関わりが増えたり、プレゼントをあげる喜びや楽しさが芽生えてくるからではないでしょうか。
さらに、小学生になる「6~8歳」では、あげている割合が55%、高学年にあたる「9~12歳」では64%、中学生になる「13歳以上」では65%まで増加しています。 このように、年齢があがるにつれ、バレンタインという行事への関わりが深くなるという様子が見られました。
出典:いこーよ2025年1月ユーザーアンケートより
チョコやお菓子は手作り派が半数越え
では、プレゼントのチョコやお菓子の準備方法はどうなのでしょうか。
最も多かったのは「子どもと一緒に手作りした」が51%、次いで「市販品を子どもと一緒に買いに行った」が43%という結果でした。子どもと一緒に手作りするという家庭が多く、また市販品を買うときも「子どもと一緒に」という家庭が多数。家族で一緒に、バレンタインの準備を進めている様子が多く見られます。
※n数は「あげた」と回答した割合の小数点以下第2位を四捨五入して算出
出典:いこーよ2025年1月ユーザーアンケートより
小学生以下は家族にあげる子が圧倒的多数、中学生では「友チョコ文化」が急増
では、お子さんは昨年のバレンタインに、誰にチョコやお菓子をあげたのでしょうか。
「親、兄弟、姉妹、祖父母など家族」が75%で、圧倒的多数でした。家族間でバレンタインを楽しむ家庭がとても多いことがわかります。
続いて、「同性の友達」が36%、「異性の友達」が21%でした。かつてのバレンタインのイメージである「好きな人へのプレゼント」とは異なり、友達との関係を深めるコミュニケーションの手段として親しまれている様子が伺えます。
また、「自分用」という回答も見られました。
※n数は「あげた」と回答した割合の小数点以下第2位を四捨五入して算出
出典:2024年12月いこーよユーザーアンケートより
子どもの年齢によって、バレンタインのプレゼントをあげる相手が大きく変化することもわかりました。「家族」にあげたという子どもは、3~5歳の幼児後期が最も多数でした。そして、年齢が上がるにつれてその割合は徐々に減少しており、特に13歳以上の中学生になると、家族へのプレゼントは50%を下回っています。
反対に、「同性の友達」は、年齢ステージが上がるにつれて増加しているのがわかります。小学校高学年の9~12歳では40%以上まで増え、13歳以上では約80%に急増。「友チョコ」と呼ばれる同性の友達同士でチョコを交換する習慣は、主に小学校高学年から中学生以上の間で盛んに行われていることがわかりました。
出典:いこーよ2025年1月ユーザーアンケートより
あげた人数は「3人以下」が6割以上
つぎに、昨年のバレンタインにお子さんが何人くらいにチョコやお菓子をあげたかを尋ねました。
「1人」が20%、「2人」が21%、「3人」が22%で、あげた人数としては「3人以下」が63%を占めました。
出典:いこーよ2025年1月ユーザーアンケートより
チョコやお菓子をもらった割合は幼児期後半から半数超え、中学生では80%以上に
では、昨年のバレンタインでお子さんはチョコやお菓子をもらったのでしょうか。
「もらった」が56%と半数以上で、前述の「あげたかどうか」を聞いた調査結果と大きく差はありませんでした。
一方、「わからない」という回答が、8%ほど見られました。「子どもがもらったかどうか把握できていない」という保護者も一定数いることがわかります。
出典:2025年1月いこーよユーザーアンケートより
年齢別にみると、3~5歳でもらった割合は50%を超え、13歳以上になると85%が「もらった」という結果になりました。
出典:いこーよ2025年1月ユーザーアンケートより
もらった相手の最多は「家族」
では、もらった相手は誰からが多いのでしょうか。
最も多かったのは「親、兄弟、姉妹、祖父母など家族」で57%、次いで「同性の友達」が34%、その次に「異性の友達」が23%でした。
あげた相手と同様、家族間や同性の友達からもらうという子どもが多数です。
※n数は「もらった」と回答した割合の小数点以下第2位を四捨五入して算出
出典:いこーよ2025年1月ユーザーアンケートより
今年のバレンタイン「あげる予定」は41%
今年のバレンタインで子どもがチョコやお菓子をあげる予定かを尋ねました。
「あげる予定」が41%、「あげない予定」が24%でした。今年もバレンタインを楽しみにしている子どもが多数でした。
また、「わからない」という回答も35%でした。バレンタインをどうするか、まだ明確な計画を立てていない家庭が多いようです。バレンタインが近づくにつれ、その関心は高まっていくのではないかと思われます。
出典:2025年1月いこーよユーザーアンケートより
子どもとのバレンタイン、楽しい思い出や成長を感じたというエピソードも
バレンタインのチョコやお菓子の用意で楽しかったこと、思い出に残っていること、面倒だったことを自由回答で尋ねました。一部抜粋してご紹介します。
楽しかったことや思い出に残っていることでは、子どもと一緒につくる喜びや嬉しさを感じている保護者の姿が多く見られました。
楽しかったこと
・子どもと一緒に「これ可愛いね」「こういうの作りたいね」と想像しながら会話出来て楽しかったです
・娘と一緒にチョコを作り、お互いにプレゼントしあった。チョコをどうやって溶かすのかを考えてもらい、失敗を重ねて作り上げた。いい経験ができたと思ってる
・手作りだとたくさん作れて自分も食べれるから嬉しい
・高価なブランドチョコで数少なめにするか、一般的なメーカで個数多いチョコにするかとか、相手の顔やイメージを思いながら選ぶのが楽しいです
・チョコレートで服や手がべたべたになったがそれも楽しそうに作っていた
・職場でバレンタインを排除する雰囲気になり、もう何年も自分自身がバレンタインから遠ざかっているため、子どもと「何をあげる?」「ラッピングはどうする?」と一緒に考えたりするのが楽しい 子どもに誘われる限り続けたい
・子どものつまみ食いが凄くて、半量位が作り終える前に無くなってしまったけど、いい思い出です
大変だったこと、面倒だったことでは、うまくできない子どもを懸命にサポートする保護者の姿が見受けられます。
大変だったこと・面倒だったこと
・楽しく作ったけど、チョコ溶かした時あちこちにくっつけて大変だった 片付けも大変だった
・娘が小学生の時にたくさんの友達にチョコをあげる約束をしてきて、自分だけでは手作りが間に合わず一緒に作ることになった しかも朝方までラッピングをして寝不足になった
・材料を集めるのが大変だったことを思い出す
・生チョコは美味しいのですが、作るのと、箱詰めは神経を使いました。でも喜んでもらえたのでよかったです
・お菓子作りは好きですが、未就学児と小学生が喧嘩せずにできる簡単なお菓子を検索して準備するのが大変です
・混ぜるのが好きなので、混ぜる作業のときに呼ばないと怒ってしまう
・幼稚園も小学校もチョコを持ってくるのは禁止なので、親経由で渡しました。寂しいけど、ちゃんと渡せることは大事なことだと思いました
・娘があげたいチョコを見つけられずに、店を3ヶ所も回った
・よく行くスーパーの特設売場にチョコがたくさんあり、毎回欲しがる子を説得するのが大変でした
・ママ友たちから息子にもらったチョコのお返しを考えるのがちょっと面倒
失敗談では、ほほえましいエピソードも。
失敗エピソード
・長男が小2の頃にクラスの子から公園でチョコをもらい、バレンタインを意識してない年代だったので「ありがとー!チョコ♪」とその場で全部食べて美味しかった!と。慌てて相手の名前をきいてホワイトデーの用意をしたけど、女子はちゃんと意識してて、男子はノホホンとしてんだな〜と感じた思い出があります
・チョコがカチカチになって歯が折れた
・パパや義両親にとチョコをあげたらパパが1人で全部食べてしまった
そして、バレンタインを通して、「子どもの成長を感じた」という保護者の声も多く寄せられました。
子どもの成長を感じた
・あげるチョコを選ぶのに悩む姿が微笑ましかった
・意外に成長しているんだと感じられたこと。なんでもやりたがる時期で、作り終わった後のドヤ顔
・自分の分を我慢してお友達にチョコをあげた姿を見て感心した
・昨年は初めて家族以外にバレンタインチョコをプレゼントしてうれしそうでした
・チョコの製作を通じて、我が子が細かいディティールにこだわる子だという事を知ったし、自分で決めたことなら、失敗しても何度でもやる(普段はすぐやめる)と発見があった
気をつけていることは「衛生面」「アレルギー」や「予算」
最後に、バレンタインのチョコやお菓子の用意で、保護者として気を付けていることを聞きました。
衛生面やアレルギーに気をつけているという保護者が多数でした。また「あまり高価にしすぎない」など予算を気にかける様子も見られました。
【衛生面】
・手作りの場合は衛生面で気を遣います
・コロナやインフルエンザが流行ってた時期だったので、全員マスクと手袋、消毒をしてからやりました 感染症対策は大切だと感じました
・手をきちんと洗ったり、ケースも不衛生にならないようにしてます
・友達には手作りはなんとなく控えています!(作って渡しした後に感染症になったら後悔しそうだから)
・手作りのものは、いくら気持ちがこもっていても衛生管理の部分でもらう側は不安を感じる場合もあると思うので、なるべく市販のものと考えています
【アレルギーなどの成分に気をつける】
・アレルギーのあるお友達がいないか、確かめるようにしています
・お友達でアレルギーがある子にはあげられないと、子どもには伝えています
・アレルギーや喉につまるなどが心配なので、ナッツ類などはいらないようにしています
・子どもでも食べられる成分かどうか
・着色料のないもの
・オーガニック商品や、フェアトレード商品にしようと気をつけています
・アルコールが入っていないこと
【予算】
・高額過ぎないこと
・あまり高価な物はあげないし、もらわない
・子どもにお金を渡し、予算内で買うようにしている
・お返しに困らない金額のものを選ぶようにしている
・相手の保護者が負担に感じない程度の内容にしている
【渡すときに気を遣う】
・子どもがまだ小さいので保護者がいる場で渡すこと、市販のものをあげるようにしたいと思います
・もらえる子ともらえない子がいると、どっちも気をつかうので、あまり周りにバレないようにサッと受け渡しするようにしています
・学校に持っていくのが禁止であれば、トラブル防止のため持って行かせません
【手作りするときの子どもの自主性】
・極力、手や口を出さないように、自分で考えるようにさせている わからないと言った時だけ手伝っている
・失敗してももう1回作れる量を買う チャレンジ精神を忘れない簡単なものからだんだん難しくしていく
・椅子から転落したり、包丁の扱いには気をつけて目を離さず一緒にお菓子作りしています
まとめ
今回の調査結果から、バレンタインは、子どもたちにとって楽しみな季節行事として親しまれていることがわかりました。約半数の子どもがバレンタインにチョコやお菓子をあげており、年齢が上がるにつれてその割合が増加しています。
チョコやお菓子の準備方法は、「子どもと一緒に手作り」が最も多く、家族でバレンタインを楽しむ様子が見られました。小学生以下では家族にあげる子どもが多数を占めますが、中学生になると同性の友達にあげる「友チョコ」の割合が急増していることがわかりました。
もらう側としても、幼児期後半から半数以上の子どもがチョコやお菓子をもらっており、中学生では80%以上に達しています。
保護者からは、子どもとの楽しい思い出や成長を感じたエピソードが多く寄せられました。その一方で、衛生面やアレルギー、予算などに気を配る様子も見られ、安全で楽しいバレンタインを過ごすための工夫がなされています。
今年のバレンタインでも、4割以上の子どもが「あげる予定」と回答しました。バレンタインは、子どもたちにとって、家族や友達に感謝の気持ちを表現し、コミュニケーションを深める機会となっています。バレンタインを通して、子どもと一緒にお菓子作りを楽しんだり、子どもの成長を見守ってみるのもいいかもしれません。
■いこーよユーザーアンケート調査概要
調査方法/インターネットアンケート
調査地域/全国
調査対象/いこーよ及びいこーよアプリを利用したユーザー
調査期間/2025年1月6日~1月19日
サンプル数/450サンプル
調査分析/いこーよ総研
