2021年1月セミナー概要記事:「ブランディングの考え方と自社の強みの最大化」リトルプラネット様

2021年1月のセミナーは、株式会社プレースホルダのリトルプラネット事業部 事業部長 佐瀬 昌弘 様、リトルプラネット事業部 マネジャー 岡﨑 祐未 様にご登壇いただきました。

第四回オンラインセミナーの画像

こちらの記事ではセミナーの概要をお伝えさせていただきます。
セミナー動画はこちらからご覧いただけます。

【株式会社プレースホルダ】

デジタル技術とリアルな空間の融合で人々に感動と心躍る体験を提供する空間価値創造カンパニー。リトルプラネット(テーマパーク)事業、スマイルパッケージ事業、空間演出事業を基に、“デジタル”と”リアル”の境界をつなぎ、あらゆる空間に新たな価値を創造する事業を行っています。
リトルプラネットは「デジタルとアナログの体験が融合した“遊びが学びに変わる” 次世代型テーマパーク」。国内10箇所に常設型パークを展開(※2021年1月現在)し、屋内型の遊び場として、こどもたちの"創造力"と"探求心"を刺激するアトラクションを提供しています。

【セミナーテーマ:ブランディングの考え方と自社の強みの最大化】

1:リトルプラネットのブランディング

リトルプラネットのブランディングのキャプチャ画像
最初に決めたことに固執せず、進化していく

ブランディングを固めるために最初に決めたことに固執してしまうと、柔軟性もなくなっていく恐れがあります。「次世代型テーマパーク」と謳っているのに、動きがとりづらくなってしまうのは本末転倒になってしまうという考えが基本にあり、進化していきながら考えて、試行錯誤をしながら進んでいるということでした。

具体的には、当初は“ネーミングからどんな場所なのかを想起できる場所”として「体験型知育デジタルテーマパーク」という展開をされていましたが、写真などでそれを伝えることができたので、社内で新しい表現を考え「次世代型テーマパーク」に変更されました。自分たち自身も「次世代型」を戒めとして使うことによって「進化を続けていかなければならない」という意識を持って運営されているとの事です。

施設コンセプトも、初めは「遊び学びに変える」という、運営側が「遊びというものを学びに変えていくんだ」というスタンスでしたが、実際運営してみると遊びを学びに変えていくのは運営側ではなく、体験していただいた方の方であるという気付きがあり、「我々から変えるのではなく、ゲスト自身が自然に変わっていくのではないか」と考え「遊び学びに変わる」リトルプラネットという形に表現を変更されています。

ーーー「ブランディング」とは、消費者側がどういうイメージを持つかが重要になりますが、リトルプラネットのイメージはどう見えているのか、いこーよの口コミを一部抜粋してご紹介します。

登壇中のキャプチャ画像
①「夢中で遊べた」「あっという間に時間が過ぎた」

リトルプラネットのコンテンツは、砂場などもただ山を作るだけでなく、山を作って、川を作って…宝箱を探すなど、探究心を煽るようなアトラクションになっているので、実際遊んだ子どもたちも時間を忘れて熱中しているようです。

②「スタッフが一緒に遊んでくれる」「スタッフが親切」

リトルプラネットでは、店舗スタッフを「ナビゲーター」と呼んでいます。リトルプラネットをナビゲートする人、遊びを伝える人という意味のナビーゲーターの仕事は「子どもと一緒に遊ぶこと」と明確にし、子どもたちにどうしたら楽しんでもらえるのかを考えましょうと伝えています。
また、リトルプラネットの中で生まれそうな「あれダメ」「これダメ」というネガティブな表現を全て並べ、「この場合、あなただったらなんて言ってあげたらいいと思いますか?」というやりとりを研修の時におこなっています。

2:自社の強みの最大化

多くの施設様が自社ならではの強みをお持ちだと思いますが、リトルプラネットではその自社の強みを最大限活かすためにどんなことをされているのかを聞いてみました。

株式会社プレースホルダの強みのキャプチャ画像
①自社開発コンテンツ

隔週や期間限定など、変化をつけたコンテンツの提供ができる。現場で調整し、都度本社へ改善要望を出すことによって、日々進化をしている。

②スピード感、推進力

週次の定例MTGを実施。売上報告のほか、悩みの相談や共有を実施。MTGにはエンジニアも参加し、即改善に繋げている。また、MTGは一方的な「報告」にならない環境を作っている。

③スタッフ全員の当事者意識

Slackなどのツールを最大限活用し、遠隔でも各スタッフと密にコミュニケーションをとっている。
お客様対応をしているスタッフが最も重要と伝え、本社はあくまで「運営サポート」というスタンスでアルバイトを含む現場スタッフに敬意をもって接している。
採用は長時間かけて応募者自身が納得して入社してもらえるようにしている。結果、アルバイトも含め離職率が非常に低くなっている。
スタッフ育成はマニュアル任せにせず、常にお客様のことを考え、お客様の為になることを実践。

3:まとめ

来場されたお客様からの評価が非常に高いリトルプラネットですが、その高評価には理由があります。
①単なる“遊び場“でなく、「学び(ゲストのため)」という意識
②週1回定例MTGをおこない、自社コンテンツ開発速度を落とさない
③スタッフ間コミュニケーションを密に取り、アルバイトを含めた全員が当事者意識を持つ

これを継続的に実施されているからこそ、満足度の高い親子のおでかけ場所として浸透されているのだと感じました。

弊社としても非常に勉強になることが多く、意見の出しやすいMTGを進めるポイント等参考にさせていただいております!

トークセッション中のキャプチャ画像

ブランディングに対する考え方のほか、「ミスマッチを防ぐ採用活動」「スタッフの具体的な育成方法」「コロナ禍の状況をスタッフにどう伝えているか」等、具体的な手法もお話しいただき、見どころいっぱいなのでぜひセミナー動画もご覧ください。

セミナー動画はこちらからご覧いただけます。